スティーブ・ウォズニアク、通称『ウォズ』はシリコンバレーのサニーべールで生まれ育ちました。父親はかのロッキード社でミサイルや衛星の設計をする技術屋さんだったんだって。
スイフトの空想科学小説に影響を受けたウォズは小学生の頃からどんどん科学工学にハマっていき、10才でコンピュータもどきを、11才で○×ゲームが出来るコンピュータを、13才で足し算引き算が出来るコンピュータを作っちゃったそう。11の時にはアマ無線の免許も取った、って言うんだから本当凄すぎ!「ウォズの魔法使い」とは良く言ったもので、自他共に認める「回路の天才」、まー日本で言う所の「神童」ってやつですな。
ところがこの天才児、無類のいたずら好き。ウォズがやらかしたいたずらを挙げると‥
(1)高校時代、友達のロッカーにメトロノームを放り込んで時限爆弾!?と学校中大騒ぎ。ウォズ、即刻停学。
(2)自分の家の留守電でポーランドこばなしの無料サービス開始。電話が鳴るとウォズ自身がポーランド訛りを真似してご機嫌なジョーク集を披露したそう。ポーランド系の団体からクレームがついた後はイタリアこばなしサービスに変わったそうな(笑)
(3) 大学時代はテレビの妨害電波を発生させる装置を発明。「あれ?‥アンテナが曲がったかな?」と友人達が屋根に登っている間、ウォズは「おうおう!アンテナの向き良くなって来たぞー!」とあいづちを打ち‥ながら妨害電波を止めてのんびり番組を見続けたそう。ヒドイ(^^;)。
(4)某航空会社の電話番号とよく似ているウォズ邸の電話番号。航空会社と間違えてかかってくる電話に「おめでとうございます!無料航空券が当たりました〜!」と応対。いくら何でも‥(^^;;)しかもこれ、最近の話。
(5)Apple IIお披露目の会場となった「ウエストコースト・コンピュータフェア」で、パソコンの元祖とも言われる「アルテア」ならぬ「ザルテア」という嘘マシンの宣伝チラシを配付。「夢のマシン、今世紀のコンピュータの驚異が今ここに!!!」‥って、いやいや嘘だから。
(6)そして極め付けが、遠距離電話がタダでかかる「ブルーボックス」という装置を学生時代にアッサリ自作して、真夜中に何とローマ法皇に電話をかけた事!東欧なまりで「私はキッシンジャーだ」って言ったらしいっす(爆笑)バチカンの交換手は見事に騙されて通訳までつないだそうだが通訳まではさすがに騙せなかったそう(笑)‥もうやりすぎ。
ていうか、そんな装置を冗談半分で簡単にパクっちゃうウォズも凄いけど、そのパクリ品を売り物にするジョブズ(当時高校生)も凄すぎ‥。

‥とまあこういう、ちょっとシャレにならない様ないたずらもありつつ、彼は大学時代に5歳年下のスティーブ・ジョブズと出会う訳です。
ちなみに彼、どこの名門大学でも行けちゃうくらい本当に頭が良かったにもかかわらず、敢えてコロラドの大学に入ったのは「雪が見てみたかったから」‥なんだその理由(笑)。しかもその後カリフォルニアに戻ったもののやっぱり天才には退屈だったらしくドロップアウト。
でもウォズはApple社を追い出された後、偽名でこのカリフォルニア大学バークレー校を見事卒業したそうな。やっぱり他の学生や教師とは顔を合わせにくかったんだって(笑)そりゃそうだわ。