Macintosh開発チーム「海賊(パイレーツ)」というのは、Lisaの開発チームからはずされたジョブズがコンチクショーとばかりに半ば強引にのっとったプロジェクト。乗っ取り後のワンマンぷりといったらさすがに半端ではなく、ほとんど八つ当り状態だったそう。Apple本社内では開発チームごとろう城、事務所の入り口にはりんごの目をしたドクロの海賊旗をかかげ、開発員には「週90時間労働だよ★わーい」と書かれたTシャツを着用させた‥って、マジっすか‥(--;;。
でもその怒りが結果としてMacintoshをより完成度の高いマシンにしていったのでしょうな。それはそれでOKといいましょうか。

さて、アップル社従業員番号8番(ファンクラブの会員番号みたいだ‥)として、また後にジェネラル・マジック社の創立者としても知られるアンディ・ハーツフェルドはもういかにもエンジニア的な、背が低くてずんぐりむっくりなメガネくん。
はじめの頃はサイレント型プリンターやカードリーダー等のApple II用周辺機器の開発に携わっていた彼がMacintosh開発の主要メンバーになった時のお話。
Macintosh開発メンバーを集め中のジョブズ。彼はハーツフェルドを何が何でも開発チームに加えたい!という事で、ハーツフェルドの仕事場に乗り込みました。
「やりかけの仕事を終わらせたいのでせめてあと数日待って貰えませんか‥」とジョブズに頼み込むハーツフェルド。ところがそれを聞いたジョブズは
「‥‥‥‥‥‥」
ブチ。
‥なんとハーツフェルドの愛機Apple IIの電源コードを引っこ抜いて、マシンごと持っていっちゃったのでした‥。
「‥‥‥‥!!!」
びっくりしたのはハーツフェルド。慌ててジョブズの後を追いかけましたが、駐車場についたジョブズはハーツフェルドのApple IIを車のトランクにポイッと放り込んで、困り果てているハーツフェルドもろともMacintosh開発チームの建物に連れ込んでしまったのでした‥。
‥いくら何でも強引すぎ(汗)。
でもこうしてMacintoshの開発チーム「パイレーツ」(暴走族みたいだ‥)に参加したハーツフェルドは、Macintoshのユーザーインターフェイス・ツールボックスやコンパネ、スクラップBOXなどを設計したそうです。